W.B.S.クラシックのほとぼりもさめた10月上旬のある休日、ボート整備の終わった夕方の一時を霞ヶ浦の流入河川で過ごしました。

尻すぼみで終わってしまいそうな今年のカネヒラ釣りを、何とかすっきりと気持ち良く締めくくりたいという思いで、最近良い話が聞こえてこない霞ヶ浦に釣り糸を垂らしました。

案の定、釣れて来るのはブルーギルばかりでいささか閉口しました。
つい1ヶ月 程前は良型が釣れたのに・・・。

バス釣りでもそうですが、季節や現在の湖の状況を無視して、過去に釣れた場所にしがみついていては良い結果 は得られませんので、思いきって移動してみました。

次に狙った場所は、写真のような荒波が打ち寄せる護岸の際です。
波が砕ける超浅場で仕掛を波にまかせて放置しておくと・・・。

突然ウキが沖に向かってスーッと横走りしました！
もうドキドキです！

と、グイグイと凄い引きで釣れて来たのは写真のような11cm程のオスのカネヒラでした！

ヒレは縄張り争いのためかボロボロでしたが、ヒレの赤、背中の緑、胴体の青と腹のピンク、頬の紫が見事に調和して美しいです。

今年を締めくくるに相応しい大型カネヒラに出会えて本当に嬉しいです。

夕日に反射したカネヒラの美しさもまた格別です。
この姿に見とれてしばし釣りを中断してしまった程です。

これぞまさに有終の美ですね。とても幸せな気分で帰宅しました。
本当に霞ヶ浦に大感謝です。

このオスは、今では家の水槽の主として威張っています。
早くヒレが治るといいなと思う今日この頃です。