去る6月上旬、私は前週に続いて水郷エリアの某河川にテナガリベンジに向かった。今年はテナガのシーズンインが遅れているため、例年江戸前よりも開幕が遅い霞ヶ浦水系を今の時期に探索するのは得策ではないのは承知の上なのだが、出来たらチビカネヒラの顔も見れたらいいな〜なんて浮気心を抱いての釣りなので仕方がないのである。

   結局、前週同様美しいアカヒレタビラ＆オカメと遊んでもらうことになった・・・(苦笑)。でも今回は早々に切り上げて霞ヶ浦・西浦南岸へと向かった。どうしてもテナガの顔を見たかったのだ。
ところが、なんと私のお気に入りの大室ドックが閉鎖されていたのだ！周囲を金網で囲まれ、入り口には鉄製の柵が・・・。これでまた名場所が一つ失われた・・・。大ショックである。		  
             
     
             
  でも気を取り直して、西浦北岸のドックを目指した。ここも例年良く釣れるのだが、今回は全く駄目！でも良く見るとスロープ周辺にチビカネヒラが無数に群れていたので、作戦を変更して本気モードで狙ってみたが、見事にスカだった。水が悪く波っ気もないのでやる気がないようだ。一雨来ればきっと入れ食いモード突入なのにな〜。  

この日の冴えない釣りを象徴するように、最後を締めくくってくれたのは良型のオオタナゴ♀だった。タナゴ和竿が悲鳴をあげそうになってちょっと焦った。
まあこんな日もあるさ・・・。テナガはやっぱり江戸前だな〜。