去る昨年11月下旬、会社帰りに押上の竿辰本店にお邪魔した。今回の目的は、春の乗っ込みに使う二間（十二尺＝3.6ｍ）のマブナ竿を別誂するためだ。
(写真は後日撮影したものです)
昨年の春から、バットウキやイトウキなどの鮒用小物や、他では見かけない二尺のビニールレザー竿ケースを購入しに何度かお邪魔したり、皆で鮒釣りをご一緒したりといったお付き合いだったが、最近になって三代目竿辰親方の和竿が気になり始めてしまったのだ。
(写真は後日撮影したものです)
今回は、佐原水郷の境島水路あたりで五〜六寸の鮒と遊べるように、六四調子で長めの二間竿（尺八寸元×八本継ぎ）をお願いした。
総矢竹で
口塗りはシンプルに黒のつや消し、胴は手拭きだ。竿尻は根掘りか筋巻きか迷ったが、一応筋巻きでお願いした。質実剛健な竹竿の出来上がりが今から楽しみだ・・・。
(写真は後日撮影したものです)
その後、色々お話している中で、焼印無しの入門用ハゼ中通し竿を見せて戴いたのだが、思わず惚れてしまった。今までハゼの船釣りは手を出すまいと思っていたのだが、一本25，000円とのことなので来年は我慢できないかも・・・。目の毒だ・・・。
(写真は後日撮影したものです)
