去る4/9、「桜もそろそろ見頃だし、霞ヶ浦湖畔で花見の宴でもどお？」・・・というわけでいつもの鮒釣り仲間が集まったのだが、皆何れ劣らぬ 鮒キチばかりだから、真直ぐ花見・・・のわけがない(笑)。午前中だけという約束で、前日私が好感触を得たホソへ寄り道してみたのだが、現地に着いてみてびっくり！なんとさらに減水が進み、前日の好場所は干上がる寸前！それでも皆大急ぎで支度をして思い思いの場所に散っていった。

・・・が、1時間が過ぎても誰も釣れない・・・。私は早々に浅場をあきらめ、ホソ西端の機場寄りの深場をじっくりと探っていたところ、隣のおじさんが八寸の良型を釣った。これは期待が持てるとほくそ笑んでいると私にも待望のアタリ！しかし痛恨のバラシ！しかも大先輩のKさんの目の前で！あーっ逃がした魚はでかかった！ 今日は小鮒用の軟調子の和竿を使っていた為、無意識に竿をかばってしまったのだ。Kさんからは「全然大丈夫だよ。魚じゃ折れないよ(笑)」とからかわれてしまった。

その後アタリが途絶えた為、気を取り直して場所をホソ東端の水門寄りの深場に変えて粘っていると、待望の九寸が布袋竹の短竿を絞り込んだ。「くーっ、気持ち良いー！これで気持ち良く飲めるぞー！」この頃皆は土浦寄りのホソを攻めていたらしく、それぞれ魚の顔は見られたようだった。

・・・と先程のKさんが顔をほころばせてやって来た。「やっと和竿をおろすことが出来たよ」と言いながら見せてくれた水箱には見事な鮒が！何これ？一尺の水箱に入りきらないじゃん！すげー！先日釣った私の尺一寸が霞んで見えた。すごすぎる・・・。

見て下さい、この見事な料理を！今日のために大先輩のKさんとAさんが作って来てくれたのだ。Kさん曰く「俺、釣りよりも料理の方が上手いんだよ。」うーん脱帽！旨すぎる。特にアナゴを甘辛く煮付けたものが最高だった。おかげで酒がすすんじゃった。

少し冷たい風にも負けず、花見の宴は賑やかに続いた・・・のだが、土手下を流れる美味しそうなホソに我慢出来ず、抜け駆けする者もちらほら。私はもちろん飲みまくってましたよ。すっかり釣りなんて忘れて・・・。

楽しかった宴も終わり、最後にもう一釣りと言うことで、西浦北岸のホソに立ち寄ってみた(もちろん運転者は飲んでません)が、まだ乗っ込みは始まっておらず、小ブナやクチボソのみだった。酔った私は危うくホソに落ちそうになりました。危なかった〜。

そういえばこのホソでは写真のような美しいキンブナが釣れて来た。久々のご対面 だった。それにしても今日は楽しかったな〜。また来年もやりたいな〜。幹事のKさん、お世話になりました。またよろしくお願いします。