去る4/15、Kさんと佐原水郷のY川へ行ってきた。Kさんの知人情報によると本格的な乗っ込みが始まったらしいのだ。私にとっては初めての釣り場なのでかなり気合いが入っていたのだが、現地に着いてみると風速13m＜の北東風が吹き荒れ、春とは思えない寒さ(＜10℃)だった。どうなることやら・・・。

それでもKさんと2人で上流下流に別れて実釣開始！探り歩くにつれて、どうやらここはアシ原が一番浅く(水深20cm前後)、その際を離れると急に10cm程落ち込み、流心で50cm前後のようだ。しかしながら所々に深いエグレや穴があることがわかった。私は十尺五寸の和竿を出して対岸のアシ際からちょい沖のエグレにかけてをしつこく攻めるが、小ブナが1匹応えてくれただけ。Kさんもほぼ同様のようだ。周囲は釣れているのだろうか？

その後Kさんの「居ればすぐ食うみたいだからテンポ良く探った方がいいみたいだよ」というアドバイスをもとに、釣りのテンポを切り替えてスピーディーに探って行くのだがやはり小ブナのみ・・・。その後上流が良いらしいとのことで2人で移動。確かに数人の方のバケツには既に良型が10匹以上入っていた。しかも見てる間にも絞っている。すっ凄い！

さっそく我々も始めたのだが、この後のKさんは凄かった。「いや〜悪いね〜」と言いながら次々と軟調子の和竿を絞り込むその勇姿にあてられて、私はすっかりペースが乱されてしまった。おまけに周囲の方も時々絞っている。「何で俺だけ来ない・・・？」Kさんの指摘で気付いたのだが、この日は手前側のアシの際ギリギリではなくてちょい沖の深みが良かったようだ。そう言われてみると周囲の方もそうだった・・・。もっと冷静にならねば！

その後、やや深いエリアにさしかかった時に、2人とも五寸未満の小ブナを2匹ずつ釣ることが出来た。その後も活発なアタリがあったが、目指している魚ではないので、早々に撤収した。ここはもう終わりなのかな〜？

最後は大場所S水路を訪ねた。先日は全く駄目だったらしい。ここは川幅があるので振出しの12→15尺ズーム竿に連動シモリで狙った。水深も結構あるので、沖目から手前にかけてカケアガリをテンポ良く探ってみるがアタリが無い。結局ここではKさんが五寸クラスを1匹と良型をバラシただけで終わった。今回は私には馴染みの薄い佐原方面 を色々体験出来て楽しかったが、釣り自体は悔いが残ったので明日のリベンジを心に誓ったのだった。