去る5/5、お昼前から彼女と霞ヶ浦に出かけた。今回はのんびりだったので、東京から近い西浦南岸・F地区のホソに出かけてみた。例年同様今年も乗っ込みが遅いこのエリアだが、そろそろいいだろうと思って様子を見に行ったのだ。現場に到着してみると、先週までは人影の無かった釣り場は予想外に混雑していた。もしかして始まってる???

まず始めに彼女に竿を手渡し、さて自分の準備でもするか・・・と思った矢先に、なんと第一投で八寸の良型をキャッチされてしまった!おいおいマジかよ!慌てて私も釣りを開始したが、食って来たのはニゴイ!!!そして彼女は一人で探り歩いて小ぶりなのをさらに1匹追加・・・。どうする俺?

顔では笑いながら、頭の中は「やっべー!またワカサギ釣りの時みたいに負けるのかよー!」とグルグル状態な私・・・。でもそんな時、ようやく七寸のきれいな奴が食って来てくれた。マジで嬉しいよー!満面 の笑顔な私。でも彼女はさらに1匹追加!よく見ると鯉っ子だった(良かった〜)。

お昼を過ぎて食いが止まったので、西側に移動してみた。ここは普段は水質浄化施設からホソへと滝が流れ込んでいる好場所なのだが、今回は水が止まっていた。しかし良く見ると向い側の田んぼからしみ出た水がホソにポタポタと落ちていた。少しやってみるか・・・。

近くで粘っていたおじさんにお話を聞いてみると、朝のうちは好調だったらしく、グルテン餌のエンコ釣りで尺上3枚を含めて10枚近く釣ったとのこと。連休初日頃から本格的に釣れ始めたらしい。最近はどの釣り場でもグルテンを使う人が急増しているようで、そのせいか練り餌しか口にしないマブナが増えているらしいのだが、ここもそのうちそうなってしまうのか?と少し不安になった・・・。

周囲も釣れていないことだし、ゆっくり飯でも食うか〜というわけで、置き竿のまま彼女と2人でおにぎりをほおばっていると、突然シモリがゆらっと横に動いた!とっさに合わせると物凄い引きで和竿が絞り込まれた。「くーっ、これは尺上かも?」周囲の注目と彼女の声援の中で何とかタモに収まったのは綺麗な九寸オーバーだった。これで何とか面 目が保てたかな?

これがお昼をはさんで3時間の釣果。私が九寸、七寸とコブ、彼女が八寸とコブと鯉っ子。内心ホッとしている私・・・(汗)。それとグルテン勢が食い渋る時間帯に赤虫餌で釣り勝ったことも嬉しかった。・・・さてと、この後は最近気になっている例の場所に行ってみるかな〜。

14時過ぎに例の場所に到着!前回はフナに出会えず悔しい思いを味わったので、リベンジというわけだ。でもここでさらに彼女に負けたらやばいな〜(笑)。前回同様対岸の淀みを狙う私を尻目に足元からコブ2匹を抜き上げる彼女・・・。やっぱヤバイ(汗)!

そこで私もなりふり構わず足元を狙って2匹追加(笑)!
この後クチボソの猛攻に閉口させられたんで、ここは仲良くコブを2匹ずつで打止めとし、移動することにした。それにしてもまだまだここは食い足りないな〜。こんな実力じゃないはずだもんな〜。

というわけで、16時過ぎにまた西浦南岸・F地区のホソに戻り、今度はさらに西寄りの機場のそばに入った。先週知人が中小ブナをそこそこ釣ったらしいので期待したのだが、全然アタリがない。2人してあきらめかけたその時、機場の出口で明確なアタリが・・・!合わせると凄い引き!デカイ?

やった−!起死回生の尺上ゲットー!ついに出たー!いや〜今年もなんとかこのホソで乗っ込みらしい魚に出会うことが出来た。数は出なかったけど思い出に残る釣りが出来た。それにしてもまたまた竿治親方の名竿が良い思いでを私にくれた。今年何匹目の尺上だっけな〜?

そして最後に、お昼に釣った場所に戻って17時まで粘ってみたが、アタリは全く無かった。最近夕マズメの調子がイマイチなのだが何故だろうか?またまた謎が深まってしまった。いや〜フナ釣りは奥深いな〜。

戻る