去る9/29〜30に霞ヶ浦にて行なわれたW.B.S. KASUMI PRO CLASSIC Xを見て来ました。都合で2日目のみでしたが、うらやましさ+悔しさ+大きな刺激を感じて来ました。

それではまず、初日の試合結果を振り返ってみましょう。

第1日目終了の時点でのトップは、8980gとぶっちぎりの荻野貴生選手、続いて2位には7140gの本山博之選手、3位には大分離れて4810gの山田貴之選手がつけています。なお、ビッグフィッシュ賞はおなじみ鳥澤　徹選手がゲットしました。2日目も取ると宣言しているそうです。期待しましょう！

なお、わがViper Designチームの結果ですが、狩野選手は1本で720g、大薮選手は3本で2930gと、残念ながらともに大きく出遅れてしまったようです。2日目に期待しましょう！

さて、気になる2日目の結果ですが、果たしてどうなったのでしょうか？帰着時間を迎え、選手達が続々と戻ってきましたので、ウェイイン会場を覗いてみましょう。

わがViper Designチームの大薮厳太郎選手が戻って来ました。本人曰く「1日目は狙い過ぎて外したが、2日目は揃えてきた！」ということで、2日目は7本で5480gを持ち込みました。やはりタフな時にはやってくれます。最終順位は6位タイでした。

3DAYSから出場を決めた谷中洋一選手、初日は3本で2880gでしたが、2日日はごらんのとおり良い魚を持って来たようですが・・・、ウェイトは3本で3740gでした。彼は私の大学時代の後輩なんですが、今まで続けて来たJBをやめて今年からW.B.S.に移籍して来ました。最終順位は12位でした。

続いては2001年度アングラーオブザイヤーで、わがViper Designチームの狩野　敦選手が戻って来ました。1日目は不本意な結果だったようですが、今日はどうだったのでしょうか？うーん、渋い顔です・・・、2日目は4本で2970gでした。最終成績は17位と残念でしたが、また来年頑張って下さい！お疲れ様でした。

続いては、2001年度ノンボーターオブザイヤーで出場を決めた安藤　毅選手です。初日は緊張のあまり、訳がわからないままノーフィッシュの洗礼を受けてしまったようですが、2日目は落ち着いて自分の釣りが出来たとのことで、ご覧のとおり3本で4200gというナイスフィッシュを持ち込み、自分をアピールしました！最終順位は15位でした。

こんな感じでウェインショーは続いたわけですが、初日ぶっちぎりの荻野選手、虎視眈々とトップを狙う本山選手、塾長山田選手、ビッグフィッシュハンター鳥澤選手等々、初日の上位陣はどうなったのでしょうか？気になりますね〜。それでは大会の上位入賞者をご紹介しましょう！

ビッグフィッシュ賞は、なんと宣言通り2日連続で鳥澤　徹選手がゲットしました。初日が1900g、2日目は2220gと文句無しでした。タフな霞ヶ浦でキーパー狙いにはしることなく、ハードベイトのストロングパターンを押し通した結果だそうです。ちなみに初日はTDバイブの金黒、2日目はDゾーンのシルバーブレードでキャッチしたそうです。カッコイイです！最終順位は4位でした。

3位は松村　寛選手で、2日間合計9670gを持ち込みました。オールスタークラシックの運営に追われ、練習時間が取りにくかったようですが見事です。ボラ+フラット+単体クイをキーワードに2日間戦ったそうです。霞オヤジさんによると、彼は今大会のキーマンだったようです。なにはともあれ、おめでとうございます！

2位は荻野貴生選手で、2日間合計12160gを持ち込みました。初日ぶっちぎりだっただけに、本人は非常に悔しかったでしょう。でも、初日の水を読み、スピナーベイトをキャストし続けてビッグフィッシュを追っていくパターンは感動ものでした。今となっては、2日目キーパー狙いに変更していれば・・・とも思いますが、勝負に出た荻野選手はやはりカッコイイです。おめでとうございます！

優勝は本山博之選手で、ただ1人2日間ともにキーパーを揃え、合計12750gを持ち込みました！前週のオールスタークラシックに続いての連続優勝です。超シャローのカバーを超ショートリーダーの常吉で狙ったそうです。おめでとうございます。霞マスター復活ですね！

以上が試合結果の概要ですが、タフな霞ヶ浦で2日間熱い戦いを見せてくれた選手の皆さん本当にお疲れ様でした。

こんな感じで今年のW.B.S. KASUMI PRO CLASSIC Xは幕を閉じたわけですが、やっぱり試合は観るものじゃなく、出るものだとつくづく思いました。くそー！早くエンジン直して釣りに行くぞー！来年こそ頑張るぞー！

さて最後になりますが、スタッフの皆様、今年1年本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。