私が3年間酷使しているTE-781V

第4回目は、いつもお世話になっている（株）バレーヒルさんが正規輸入されているモーターガイドのエレクトリックモーターの中から、私が霞攻略用に愛用しているツアーエディション TE-781Vをご紹介します。

TE-781Vは、36V・81LBのモデルで、3年前の発売当初は世界最強でした。今となっては旧モデルですが、使い始めて以来ずっと私の強力な相棒なんです。

その理由は、強力なパワー、バッテリー消費量の少なさ、故障の少なさというエレキに求められる性能を高レベルで実現しているからです。まあ、いまさら私が言うまでもありませんが・・・。

さて、私はこのTE-781Vを霞用に一工夫して使っています。それは19フィートのバスボートに50インチロングシャフトモデル+ビッグウォーターゲイターマウントを組み合せているんです。

一見ミスマッチなようですが、これはラフウォーター仕様であり、霞のような荒れるレイクにおいて、強風下の大波の中でも釣りを可能とするための工夫なんです。ロングシャフトであればこそ、大波の中で強力なパワーを生かせるんです。皆さんも経験があるでしょう？大波の中でエレキのペラがバスベイトのように水面をかき回すだけで一向に前に進まない状況を・・・。しかし、私のボートはこのような状況下でも何とか釣りを続けられるんです。事実、前回の第4戦においても、誰もいない風下での釣りを可能にしてくれました。ただし、シャローに入る時は、エレキを目一杯上げないとなりませんが・・・。でも全く問題はありません。

また、私の場合、状況に合わせてペラは2種類を使い分けています。クイやシャローを流す時は、不用意に水をかき混ぜないように3枚ペラを使用し、オフショア中心の時は、荒天も考慮してパワフルな2枚ペラを使用しています。

なおバッテリーはエレキ用に3個、クランキング＆アクセサリー用にもう1個の合計4個積んでいます。最近はDGPS＋記録式魚探1台+液晶魚探2台というように電気製品が増えて来たので、余裕を持てる様に改造しました。

以上、私はTE-781Vをこんな風に愛用しているわけですが、ただ、今までの3年間、ラフウォーターで酷使しすぎたため、前回の第4戦でついにバウンスバスターが折れてしまったので交換が必要なのと、ロングシャフトゆえ、ラフウォーター走行中にモーター部分が暴れるようになってしまったので、純正のベルトを取り付ける事で解決したいと思っています。また、大分はげてしまった塗装もタッチアップしてあげないと・・・。

今まで一緒にトーナメントを戦って来たわけですが、これからも手を入れながらずっと愛用して行くつもりです。「荒れた霞で、何も心配せずにペダルを踏み続けられる」頼もしい戦友ですから・・・。