去る9月下旬、日中霞ヶ浦のホソでコブナ釣りを楽しんだ私は、夕マズメのワンチャンスにカネヒラを狙うべく、某流入河川を目指した。この場所は夕暮れになると護岸に付着した藻類を食べにカネヒラ達が回遊してくるのだ。

  

この夕涼みチョイ釣りで大きなカネヒラを狙う私のメイン餌はキヂである。しかも1匹付けだったりもする（笑）。赤虫だと他のタナゴやダボハゼなんかの外道がうるさいからだ。でもこの日は小型のテナガエビが大きなキヂに盛んに食って来た。まったく季節外れもいいとこである（汗）。
           
   
           
  仕方なく気分を換えて赤虫を使ってみると、案の定アカヒレが・・・。でも綺麗な♂だった。この後しばらくはアカヒレ＆テナガと遊んだ。日中全く気配の無かった浅場には雑魚の気配が満ち満ちており、夕涼みがてら楽しませてもらった。  

その後、日が落ちていよいよウキが見えなくなる寸前のプライムタイムにここぞとばかりに再度キヂを使うと、ひったくるようにカネヒラが食って来た。小気味良い引きで上がって来たのは♀だったけど、やっぱり嬉しかった。狙い通りに釣れると本当に嬉しいね〜。
           
     
           
  その後立て続けに2匹の良型の♀を追加し、結局3匹でタイムアップ！（アカヒレ♀はおまけ）。この釣りは本当に一瞬が勝負だ。日中の暑さと酸欠で動けずにいた彼らは、夕方涼しくなり、やがて闇に包まれる直前に警戒心を解き、食欲に負けて危険な浅場に餌を食べにやって来るのだろう。バスもタナゴも一緒なんだな〜。夏場の王道だね！この釣りは！